京都を中心に活動するニット・アーティストatricot(アトリコット)のHPです。ニット作品やオリジナル手紡ぎ糸、ニットカフェ、レッスン動画、羊や糸紡ぎなどについて紹介しています。

atricot×knit ときたま羊
atricotのニット活動と、TJWK関西の情報を中心に、ぽろぽろと日々のことも。
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atricot作品集

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羊を洗う
普段はほぼ仕事でしか毛糸を触らないし、ましてや糸紡ぎなんてなかなかできないのですが、2年前は羊パレット、去年は農文協の書籍の仕事、そして今年は東京スピニングパーティーと羊を触る機会にめぐまれて本当に本当にありがたいです。

しかもどれも羊を洗うとこから始める作業。


今回は2頭分を4日間にわけて洗いました。1日1キロ強かな。
羊を洗うのは普段椅子に座って編んでばっかりの身…というとちょっと聞こえはいいけど、言ってしまえば普段まったく運動してない身にとっては結構な重労働です。
人に頼めるならなんでも頼んでしまいたいめんどくさがりの私にとっては珍しく、これだけは自分でやりたいと思う、とても好きな作業です。そのほうがクオリティが高くなるからとか、自然で安全だからとかという理由ではなく、ただ本能的に好きな作業なんだと思います。あ、でも自分が紡ぐのが前提です。
これからしばらく付き合うにあたって、相手がどんな素材なのかがこの工程で一番わかります。といってもほぼ妄想ですけど。例えば一頭目の黒い羊、この子はとっても上品な匂いがします。若いのかな。きっとおとなしめなタイプ。牧場の人たちに大事にされている箱入り娘さんという印象です。(全部勝手な妄想です)毛質もムチっとしたコシがあるの肌触りが抜群によい。こないだジェイミソンズの毛糸で作品を編んだのだけど、そのなかにシェットランドブラックという大好きな色があって、その色と質にとても近いです。黒ではなく、濃い深い茶色。毛先は褪せて茶色になるからそこが混じってさらにメランジ調の味わい深い色になります。言ってしまえばものすごくタイプ、超どストライクの羊さんでした。たまらん。


これが

こうなって

これに

といっても色がついた羊は写真ではキレイになってるかどうか全然わかんないですね。



白だとまだわかりやすいかもしれません。手前の布に包まれたものが洗う前。


そうそう、一方の白い羊さんはというと、外で遊んできた男の子が家に帰ってきたときお母さんがいう一言
「どうしたらそんな汚なくなんねん」
と、洗いながら何度か言ってしまいました。まったくおてんば娘さんですよ。それもひっくるめて楽しいのですが。毛はちょっと固めというか茶色の羊に比べるとちょっと太いです。これが紡ぐときにどう差が出るかなというかんじです。ドキドキ


つけ置きは6時間ほどですが、手にとって洗ってすすいで干すまでだと1頭で6時間(半分にわけたので1日3時間くらいかな)くらいです。長いような短いような時間ですが、そのときに降ってくるインスピレーションが一番大きいと思います。

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