京都を中心に活動するニット・アーティストatricot(アトリコット)のHPです。ニット作品やオリジナル手紡ぎ糸、ニットカフェ、レッスン動画、羊や糸紡ぎなどについて紹介しています。

atricot×knit ときたま羊
atricotのニット活動と、TJWK関西の情報を中心に、ぽろぽろと日々のことも。
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atricot作品集

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【TJWK】2014年度始動しました。まずは公募展から。
 決算を終えて、みんなで反省会をし、また今年度もあれこれ動きつづけたら、きっとまた新しい発見や繋がりができるでしょう。と気持ちを新たにしました。

ということで新しい試みとして、公募展をやります。
いろんな方から、「こういうの作ってみたら?」というアイデアを教えてもらうことは、時々あるのですが、現状で手いっぱいのうえ、現実的に難しいなとか、モチーフが少ないなぁとかでなかなかじっくり考える間もなく消えていくことが多く、気になっていました。これではいかんと今年の2月に主要メンバーで新作のためのミーティングをし、実験をかさねいくつか形にしたものの、やっぱり新しいものをつくるのって、すごく大変だなと痛感しました。でもそれがやりがいにも繋がるので、このたび公募展という提案がメンバーからあがって、アイデアが消えていかないように、リスト化できたらいいなと思い、やってみることにしました。





編み物ができなくても10cm角の四角形を組み合わせるということで考えてもらえれば、よいかなと思います。作り方の細かいディテールは案を詰めるときにこちらでも考えるつもりなので。
さらに言うと、実用性がなくても、非現実でもいいですよ。しばりがないほうが楽しいものが生まれると思います。以前、お蔵入りになった仕事で「モチーフを使ってギネスに載る靴下を作る」という企画を持ってきてくださったことがあるのですが、非現実だけど、それはそれでどこまで実現できるのか、考えてみるのはとっても楽しいです。

今年度もモチーフ募集の再開のメドはたっていません。それで離れてしまった方もいらっしゃるかと思いますが、こんなふうにまた違ったかたちで参加していただけたらとっても嬉しいです。

データ送信が難しいという方は、お気軽にメールでお問い合わせくださいませ。


→デザイン募集のページ


友達は編み物しないけど、こういうの考えるの好きそう!という人がいたらどんどん周りにお声かけていただけると嬉しいです。理系男子とかすごいもの考えてくれそう。お子さんの参加も大歓迎です♪夏休みの宿題に、自由研究にぜひ!(締め切りは7月末ですが…)



atricot作品集

| Think of Japan While Knitting | 11:10 | - | - | はてなブックマーク - 【TJWK】2014年度始動しました。まずは公募展から。 このエントリーを含むはてなブックマーク
【TJWK】2013年度分の売上をあしなが育英会に寄付してきました。
3月末で決算を済ませ、2013年度の売上158万1373円をあしなが育英会に寄付してきました。
3年目でこれだけのご協力がいただけたのは本当にありがたいです。これで初年度から3年間の分を合わせて520万7534円になりました。

2013年度もモチーフサーキット、講習会、展示販売会とたくさんの方々にご協力いただき、2012年度を上回る寄付ができたことに、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。会計監査が済み次第、あらためてHPでご報告させていただきます。


2013年の5月にモチーフの募集を締め切ったのは大きな決断でした。モチーフが集まりすぎて、それを製品にするのも、保管するのも、また、製品を管理するのもとても難しくなってきたからです。ですが、モチーフを募集しないと、プロジェクトを知ってもらえるきっかけが減ってしまいます。その上、時間が経っていけばいくほど、人々の震災への関心は薄れていきます。

どこまで製品が売れるのか…せっかくたくさんの方が編んで下さったモチーフを、ちゃんと活かせるのかな、そして、それを丁寧に作品にしたり、販売に協力して下さっている方のモチベーションが下がらないかな…と不安がいっぱいでした。それでも変わらず製作のメンバーの方々は、交通費も自腹で月に1回集まって、作業をし、また自宅に持ち帰って、ブランケットを繋いで下さっていました。それぞれの思いはあると思いますが、そんな風に、携わって下さっている方にとっては、結果のみがモチベーションを上げる術ではなく、プロジェクトにとって嬉しいことはみんなで分かちあい、いろんな気持ちを共有し、携わっていることに喜びを感じて下さっていることに、私はどれだけ支えれたことでしょう。そこから生まれた作品は、必ずよい作品になると思っています。続けることができるのは、そういった目に見えないけどはっきりした核のようなものがプロジェクトに生まれ、「私のプロジェクト」ではなく、「私たちのプロジェクト」になったからです。

また、展示販売や講習会で遠方で携わってくださる方も増えて、また新しい繋がりや、再会(メールなどでやりとりはしつつも会えなかった方にやっと会えたー!など)も増えました。
そして、一緒に仕事をさせてもらっている方の支援、友達からの応援、ほんとにたくさんの方が底力となってくださりました。

あしなが育英会にはルイスさんみかりーんさんと一緒に行きました。3年目も伊藤さんが迎えてくださり、活動の進捗状況をとても丁寧にお話してくださります。細かい状況はルイスさんが丁寧にブログで書いて下さったので、そちらをご覧いただく方が私が説明するよりずっとわかりやすいと思います。

大阪市北区をグルグル巡るブログ「【TJWK】あしなが育英会に2013年度の売上を全額寄付してきました」

今年には仙台、石巻、陸前高田3か所の施設で子供たちが利用できるようになるそうです。
ですが、遺児たちが集まりやすいように被害の多い場所に建てた反面、どうしてもケアにあたる方のファシリテーターが不足しているそうです。ファシリテーターとは、ボランティアで遺児のケアをされる方々で、あしなが育英会が養成講座などを開いて育成されるそうです。昨年も施設を建設にあたり様々な問題をクリアしなければいけないということは聞いていましたが、それでも着実に進められ、私たちの寄付したお金が具体的にかたちになっていくのを見れるのは、素直に嬉しく、モチベーションにも繋がります。また、来年伺います!とあしなが育英会をあとにしました。


続けていくことは、とても難しいというのは初年度の時点で痛感していますが、携わって下さっている皆様のあたたかい気持ちに支えられて、今年度も続けていきます。
これからも何卒宜しくお願い致します。


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| Think of Japan While Knitting | 08:34 | - | - | はてなブックマーク - 【TJWK】2013年度分の売上をあしなが育英会に寄付してきました。 このエントリーを含むはてなブックマーク