以前よりTJWK関西のHPやこちらでのブログでも告知させていただきました、愛媛でのTJWK関西のワークショップが無事終了致しました。
愛媛の道後カトリック教会の有志のみなさまのご協力で初めてワークショップをしたのは2年前。今回は新しいアイテムをひっさげて2回目の開催となりました。その後もたくさんのモチーフや糸、布の提供だけでなく、TJWK関西のグラニーバッグやマフラーを製作するお手伝いをしていただいたり、日頃から本当にお世話になっています。なので今年こそはワークショップを開催して、直接お礼が伝えられたら…と去年から思っていたので実現できてとても嬉しかったです。もちろん、実現するためには愛媛の方のご協力なしではなしえません。遠方ということもあり、とりまとめしてくださっている長岡さんと何度もやり取りをして、準備に準備を重ねてきました。
なんと当日は27名の方にご参加いただきました。すごい!!本当にありがたいです。
関西からも4名のメンバーが参加してくれて、指導にまわってくれました。
広々とした会場でこんな風にキットやTJWKグラニーバッグやブランケットなどを並べました。
今回はアイテムの種類も多かったのでアイテムごとに座っていただきみなさん熱心に作品づくりに集中されていました。
こちらはみなさんでルームシューズを編んでくださっています。
なかにはほぼ初めてかぎ針の作品づくりに挑戦される男性の方も!でもみなさん家でかぎ針の練習をしてきてくださったそうです。
初めての方もTJWKの趣旨に賛同して興味を持って…って仰ってくださる方ばかりでした。長岡さんやいつも手伝ってくださっている方が、事前にプロジェクトの趣旨を丁寧に説明してくださったのだろうなということが伝わります。
関西のメンバーにもそれぞれ自己紹介と、TJWKに参加したきっかけや関わり方、思いを話してもらいました。
時間内にスヌード完成☆さっそく着けていただきました。
こちらもスヌードをグレー系の糸で。糸やモチーフが変わると雰囲気も変わるので、どれもかわいかったです。
こちらはルームシューズ☆地元で編み物の先生をされている方だそうです。興味を持って参加してくださってとても嬉しかったです☆
熱気に包まれたまま、あっという間の5時間でした。今回司会をしてくださった長岡さんはじめ受付や写真撮影、お弁当の手配、おやつ…などなど地元の方の細やかな気配りとご協力のおかげでとても心地よくあたたかい雰囲気で講習を終えることができました。
手作りおやつもとてもおいしかったです。(シフォンケーキとスイートポテト、フルーツの入ったパウンドケーキという、私の大好きなものばかりで、さてはリクエストしたのでは…と疑われましたが決してしてませんよ笑)
ごちそうさまでした!
講習から数日後、参加してくださった方からたくさんの喜びのお声が届きましたと、長岡さんからご連絡いただきました。
「講師の方から直接指導を受けることができて良かった。たとえ高齢でも新しい技法が学べるのは嬉しい。」
「温かい雰囲気でとても良かった。ずっと楽しみだった。」
「初めて編み物をした。こんな世界があると思い、とても新鮮な気持ちになった。」
「5年目を迎え、震災後の東北では明らかに復興格差が出てきている。このようなことを続けることはとても大切だと思う。これからも協力したい。」
「素晴らしい活動であることは知っていたので、実際に参加して直に味わってみたかった。」
これ以外にもたくさんたくさんの思いをお伺いすることができて、行ったメンバーはもちろん、今回参加できなかった関西のメンバーも「ほんとうにいい会だったんだね。」と言ってくれました。参加できなかったブランケットミーティングのメンバーの方々もこの日のための準備をたくさん手伝ってもらったり、応援してくださっていたので、本当にいろんな方のご協力のおかげで実現したのだと思います。
いつもお世話になっているので、楽しい時間を過ごしていただいて少しでもお礼になればと…思いながら、今回もなにからなにまでお世話になってしまいました。私ひとりが言い出したことにも関わらず、チラシづくりも慣れない作業のなか一生懸命つくっていただき、また、集客のプレッシャー(それは私も常日頃感じていることで…)や、当日の準備、シミュレーション…目に見えること見えないこと、ここで挙げるとキリがないのですが、ほんとうに心を尽くして、応えてくださったことがあらためてひしひしと伝わりました。「もういやだ!」と思われるのではないかと内心、心苦しく思っていたのですが、こうやってたくさんのお声を聞けて、涙が出るほど嬉しかったです。
キットの売上は全額震災遺児支援に寄付いたします。たくさんのご協力ありがとうございました。
愛媛のみなさま、本当にありがとうございました!またお会いできるのを楽しみにしております!!